プロポーズ大作戦! Pert1
こんにちは!
セルフです!★彡
本日は、古畑から少し離れて、別の作品です。
『プロポーズ大作戦』
これまた、若干古い作品ですが、主演は山下智久と長澤まさみです。
長澤まさみさんは当時まだ未成年だった気がします。
(たしかちょうど作品の収録中に20歳の誕生日を迎えたような話を伺ったことがあります)
※ちなみにセルフも未成年でした。
全体のあらすじは、幼馴染で大好きな吉田礼(長澤まさみ)の結婚式に参列した岩瀬健(山下智久)は、彼女のウェディングドレス姿と披露宴のスライドショーを見て、それはもうとてつもなく後悔します。
「あの頃に戻ってやり直せたら、自分と礼が結婚していたかもしれない。」
そんな姿を見かねた教会に住む妖精(三上博史)にスライドショーの写真のちょっと前までタイムスリップさせてもらい、礼と結婚するために、当時をやりなおしていくラブコメです。
もちろんコメディなので面白い要素やシーンが満載なのですが、
随所で深いセリフが多いので、いくつか紹介していきたいと思います。
本日紹介するセリフはこちら。
『プロポーズ大作戦 ~第5話「明日やろうは馬鹿野郎ですか」~』より
今度やろうは馬鹿野郎、明日やろうも馬鹿野郎。
思い立ったらすぐなんでもやらないとダメだ!
(礼のおじいちゃんのセリフより)
頑固なおじいちゃんを地元の広島に帰したい礼が、健に早く帰ってもらうようお願いします。
もちろん健はおじいちゃんにそのように伝えるのですが、おじいちゃんは上記のようにいいます。
最初は聞き流す健ですが、未来から戻ってきている健は物語が進んでいくとあることを思い出します。
それはおじいちゃんと礼が会えるのがこの時が最後だということ。
おじいちゃんは地元に帰った年の暮れでそのまま帰らぬ人となってしまうのです。
その時、健の強い思いが発動します。
自分のことは棚に上げて、礼に向かって、同じセリフを言うのです。
今度じゃなくて今日渡してやれよ。
ちゃんとできるときにやんないとダメなんだよ。
いつも近くにいると思って、先延ばしにしちゃダメなんだよ。
会いたいと思ったら何度でも会いに行けよ。おいしいと思ったらちゃんと伝えてやれよ。
俺みたいに後悔するぞ。明日やろうは馬鹿野郎なんだよ。
完全にこのセリフはブーメランです。
健自身もいつでも隣にいるし、「いつかその内タイミングが来たら」と先延ばしにしたことで結果的に激しく後悔するのです。
「いつか」は来なかった。
そんな経験からくる思いが伝わってくるシーンです。
ドラマとは違って、一度きりしかない人生。過去には戻れません。
あの時ああしていればよかった、こうだったらよかった。
そんな風に先延ばしして、後悔する人生にはしないようにと思います。
大切な人、大切なこと、今一番やるべきこと。
この一瞬を大事にしていきたいと思えるセリフです。