意外と深い弁護士! リーガルハイ Pert1
こんにちは!
セルフです!★彡
今回は、めちゃくちゃなように見えて実はちょっと深いコメディからです。
作品名は、「リーガルハイ」
法廷ものとコメディの融合、そしてちょっと刺さる「オチ」とメッセージなど
面白いことに加えて、いろんなことを考えさせられる作品だと思います。
まずはあらすじから
一度も敗訴したことがない、だけど偏屈で毒舌、気分屋で自己中心的な弁護士・古美門研介(堺雅人)と
真面目で正義感が強く、弱者救済に燃える新米弁護士・黛真知子(新垣結衣)の
二人を中心として、時には法廷、時には場外乱闘、時にはぶつかり合いながらはちゃめちゃな展開をバンバン繰り返していくコメディ作品です。
この作品は、コメディとして面白いのはもちろんですが、
なんといっても、世の中を風刺したネタ(例えば、IT業界で成功した実業家が刑務所から出てくる話や子役が仕事をさせられすぎて親と決別する話など)と
そこに混ざってくる古美門と黛を通して伝えようとするメッセージの内容が
ただ単に「笑える」という作品から、もう一つ上のステージにあげていると思います。
今回は、そんなリーガルハイの第1話の古美門研介のセリフからです。
「うぬぼれるな。我々は神ではない、ただの弁護士だ。真実が何かなんてわかるはずがない。」
うーん、なんとも言い得て妙なセリフな気がします。
普段はとてもおちゃらけてふざけたような言動を繰り返す古美門から発せられることが、
なんだか説得力を増すのかもしれません。
とどのつまり、このセリフの言いたいことは、
『自分が何を信じるのか、それが最も大事なのだ』と
セルフは感じました。
何が正しいか、何が真実か、
何が間違いか、何が虚構か、
何が常識か、何が非常識か、
それは、見る人やモノの見方、前提によってコロコロ変わるのではないでしょうか。
一個人でも、
子どもの頃は当たり前だと思っていたことが、大人になっては信じられないことや、
昔は嫌いだった食べ物が、今では大好きになっていたり、逆も然りで。
そう、我々は全知全能の神ではない。
周りの意見や過去の常識にとらわれてしまうよりも、
自分が信じるものが一体何なのかを明確にして、そのうえで行動することがもっとも大事なことなのだと。
古美門研介は、まさしくそれを体現しています。
裁判は勝訴こそがすべて、勝たなければ意味がない、正義は金で買えるのだ。と。
その一点に関して、彼は信念をもって行動しています。
(そこまでやる。。。?ということまでやっていたりします。)
自分自身も、信念を持った生き方にあこがれるからこそ、
古美門研介がただの自己中ではない魅力的なキャラクターに映るのだと思いました。