テレビから学ぶ格言がある☆

テレビっ子なボクがテレビを見ての気づきを書いていきます!たまにテレビ以外も☆

テレビ格言ブログ始めました!

こんにちは!

 

セルフです!★彡

 

本日から、テレビっこの私が、テレビでの気づきを紹介していくブログを始めます。

昔から、アニメやバラエティ、ドラマなどテレビが好きで、今もリアルタイムで見る時間はなくても、気になる番組は録画したり、動画アプリで見たりしちゃいます。

 

まんべんなく見るというよりは、気になる番組にひたすら夢中になるという感じなので、

ちょっと偏った感じになるかもしれませんが、なるべくいろんな番組を紹介していこうと思います。

あくまで、個人的な趣味で見たものが中心になるので、よろしくお願いします。

 

本日は、最初ということで小さいころから見ていたこちらの番組から紹介したいと思います。

 

 

 

『警部補 古畑任三郎 ~Season1 第1話「死者からの伝言」~』

 

古畑任三郎、大好きなんです。

もともと刑事ものが好きなのですが、こちらは特に好きです。

再放送は常にチェックしてました。

 

そもそも古畑任三郎とは?という方もいらっしゃるかもしれませんが、

作品としては、最初にどんな風に犯行が行われたのかが視聴者に明かされた状態で、話は進んでいきます。

 

犯人が最初からわかっているわけですから、視聴者は犯人を当てる楽しさはありません。

ただし、

「視聴者への隠し事(映像的に映っていない場合やなぜそんなことをするのか意図を隠している場合など)」

「古畑警部補がどこで真犯人が怪しいと気づいたか」

「古畑警部補はどのように真犯人を追い詰めていくのか」

を楽しむ作品となってます。

 

シリーズは、Season1~3+スペシャル、ファイナルまであるのですが、

そんな記念すべきSeason1 第1話は中森明菜さんがゲストの「死者からの伝言」というお話。

 

※以降はネタバレを含む可能性がありますので、閲覧にご注意ください。

 

さて、中森明菜さんが演じる小石川ちなみはこの後のシリーズでもたまに名前が出てくる重要人物です。

 

ちなみさんは、少女漫画家で代表作は「カリマンタンの城」。

付き合っている編集者の男を地下室に閉じ込めて殺害します。

動機は、実は彼は遊び人でほかにもいろんな女性と関係を持っていたのです。

 

そんな現状を打破するため、彼女なりの新たな一歩を踏み出すための行動が

今回の殺人だったわけですね。

 

その犯行を古畑に見破られたちなみは、古畑にポロっと漏らします。

ハッピーエンドの話ばっかり書いてるのに、私の人生はなんだって感じ。

あんな男のために、どうして私の人生を棒に振らなきゃいけないのかなって。

 

*1

 

そんな古畑は、ちなみの年齢を確認したうえで、こう答えます。

まだまだじゃないですか。第一巻目が終わったところですよ、カリマンタンで言ったら。ハッピーエンドは、最後の最後にとっておけばいいんです。あなたは、いい奥さんになれます。保証します。

*2

 

こちら、かなり印象的なセリフです。

 

ちなみは、まだ若干28歳でした。

28歳で、漫画家として成功した彼女は金銭的には困っていなかったと思います。

ただ、人間関係(特に男性関係)や自分のやっていることに対する自信には飢えていたのだと思います。

そんな中での苦渋の殺人。それも見破られてしまった。ほんとに台無しです。

 

でも、まだ28歳であれば全然やり直せるし、たった一人の男との関係がもつれただけで人生棒に振るなんていうことはない。

本当のハッピーエンドはまだまだこの先にあるのだと勇気づけているのだと思います。

 

実際、ちなみはシリーズで名前がちょいちょい出てくるのですが、

最終的に結婚してアメリカで生活しています。(古畑も披露宴に参加したりしているのです)

シリーズファイナルの最終回にも、古畑の口から彼女のことが語られます。

 

とても紳士的な古畑を象徴するとともに、

自分の人生もまだまだこれからだと勇気づけられる一言をかみしめていきたいと思います。

 

 

 

最後に、特に意味はないであろうこちらのセリフで本日はしめましょう。

古畑任三郎でした。

*3

 

 

*1:『警部補 古畑任三郎 ~Season1 第1話「死者からの伝言」~』より

*2:『警部補 古畑任三郎 ~Season1 第1話「死者からの伝言」~』より

*3:『警部補 古畑任三郎』 全編より