人間関係とは? 古畑任三郎 pert 2
こんにちは!
セルフです★彡
さてさて、
コンフィデンスマンJPを一時休戦しまして、
本日は初期に戻って古畑任三郎からです。
彼は一体、何者なのでしょうか。
というのも、実際に関係を持とうとすると
とても好き嫌いが分かれることが明白な人物像であるからです。
古畑の特徴
・よく話す
・わかっていて、知らないような素振りをする
・すぐとぼける、しらを切る
・とてつもなくミーハー
・とにかく気になることや人には執着する
・女性には紳士的
・男性には徹底的に追い詰める
・刑事としての信念を持っている
・自分のやっていることに誇りを持っている
・頭で勝負するということに絶対的な自信がある
それぞれの性格や挙動がわかるエピソードは
またゆっくりお話ししていくとして、
今回は、そんな古畑像が凝縮された一言を。
それは、第2シーズンの第1話「しゃべりすぎた男」でのシーンです。
今回はシーズン1の第1話で逮捕された小石川ちなみを無罪判決にした敏腕弁護士・小清水潔(明石家さんま)。
小清水は、邪魔になった恋人を殺しますが、その罪をなすりつけるのが、
おなじみ古畑の部下で、小清水とは大学の同期である今泉慎太郎(西川雅彦)です。
あろうことか、
今泉の弁護人として小清水がつき、
まさに、法廷で有罪にしようと画策するのでした。
しかし、それを見ていた古畑は、あらゆる点で小清水が犯人だと睨みます。
様々な手で、引き出そうとする古畑ですが、
なかなかボロを出しません。
そんな小清水に古畑が発したセリフがこちら。
小清水先生。私はあなたが殺したんだと思ってます。友人の人生がかかってるんです、必ずしっぽを掴んでみせます。
この友人とは、まさに今泉のことであり、
普段はとても乱暴に扱っているような素振りを見せている今泉に対して、
始めて(シリーズ史上でも唯一)友人と認めるのです。
また、普段は確実な証拠がない場合は、
執拗に付け回し、証拠が出てくるまで引き出そうとしますが、
今回は確実な証拠はない状態で宣戦布告をするのです。
これは、
上記に挙げた古畑の人間模様を
一気にひっくり返しているもので、
「実は古畑が人間関係をとてつもなく計算した上で構築している」
ということがわかる一言だと言えます。
ここからは推測も入りますが、
基本的には、
どんな人に対しても愛情深く接する古畑は、
どうしたら、真実を暴くことができるのか。
その一点の信念のみで、様々なキャラクター場面のよって、そして相手取る人によって、演じているのです。
あなたは、どこまで自分のキャラクターを作りきれているでしょうか?