悪いことをするとツケが回ってくる!? 金田一少年の事件簿 Pert2
こんにちは!
セルフです!★
本日も、金田一少年の事件簿からですが、
今回は、「殺人レストラン」という短編の紹介です。
この作品は、前編コメディ色で犯人がドタバタするのを楽しむ作品になっているのですが、
なんといっても、金田一の世界観でこれをやっているからこそ、面白いのです。
というのも、まずこの話を書くことにした経緯を軽く説明しますと、
先日、セルフのブログに何度か登場している友人で経営者の向山雄治さんとコーヒーを飲みに行きました。
向山さんのコーヒーへのこだわりや、部活やボランティアを頑張っていた話など、
面白い話もたくさん聞けたのですが、
そこの喫茶店もなかなかおもしろく、韓流スターを壁一面にかざっているカフェなんです。
出てくるコップにも韓流スターが。
セルフも向山さんも全然韓流スターには詳しくないのですが(他にも友人がおり、その方が詳しいです)、
この場違い感(周りは女性や韓国人ぽい人ばかり)が非日常感があり、逆に楽しかったというのが本音です。
いつもと違う雰囲気やギャップのようなものがあると
楽しさ倍増するようなこと、ありますよね。
そこで、昨日金田一少年の話を書いているときに「そういえば金田一にもこんな話があったなぁ」と思いだして、この記事をしたためているわけです。
今回の舞台は、韓流スターのカフェ・・・ではないのですが、
とあるファンシーなレストランが舞台です。
いつもの二人(はじめと剣持警部)が二人で入店してきます。
どうやら、事件解決に協力してもらった代わりにご飯を奢ると約束したようです。
なぜ、こんなにも他人行儀な書きっぷりかというと、
今回の作品、実はメインの語り手は犯人の男なんですね。
いつもの二人が入店する直前、男は本当の店主である女性を殴り殺します。
視聴者には、犯人の動機と凶器が隠されている状態です。
こういう弄ばれるような構成って古畑任三郎とかだとたまにあるのですが、
普段は、おどろおどろしい金田一少年の世界観でこれをやっているからこそ、
その「ギャップ」がまた面白さを引き立てていると感じます。
特に、読んでいる人も突っ込みたくなる金田一の言動は、
通常の長編では味わえない面白さが満載です。
是非、ご一読あれ。
こういう作品を読んでいると、
なんだか、自分もドッキリみたいのにひっかけられてるんじゃないかと
反応に困るときがあります。
しかし、大抵の場合
素人ひとりに、そんな盛大なドッキリはしかけないので、
純粋に受け止めて、ツッコミまくりましょう。